ご案内

中高一貫校生コース

中高一貫校×西荻塾=学力

西荻塾の指導方針は足し算ではなく、「かけ算」

塾通いを検討しているけれど、学校と塾がそれぞれ異なる進度や内容、教材を足し合わせて指導した結果、生徒さんに過剰な負担と混乱が生じてしまうことは、決して望ましい状況ではありません。

西荻塾では、学校と塾のそれぞれの良さを活かし、最大の相乗効果と効率を得られるよう、中高一貫校専門の指導体制を整えています。

開講教科は「数学」「英語」

「国語」受講については、現在応相談とさせていただいておりますが、国語科講師が随時助言ないし質問対応をしております。

理科社会についても、理系講師・文系講師の双方がおりますので、テスト前や自習教室にて質問をお受けしております。

                 

中高一貫校の塾選びは難しい

中高一貫校生のニーズに応える教室運営には特有の条件があり、中高一貫校専門の対応を明示している塾・予備校は都内全体でも数か所です。そしてその指導は概ね「集団一斉指導型」「個別自立学習型」の2つの形態に大別されます。

西荻塾は第3の在り方を目指し、小規模塾の独自性と小回りを利点として、中高一貫校生(中学部)のニーズに、地域でいちばん細やかに応えられる仕組みをつくっています。

塾選びで課題となること

  • 中高一貫校専門の塾は数が少ないが、防犯面や自習室の利用を考えると、学校帰りや自宅から通いやすい範囲にあることが望ましい。
  • 学校指定のある超進学塾を除き、基本的には集団指導より、個別・少人数指導の方が中高一貫校独自のニーズにマッチしやすい。ただし個別指導塾の多くは高校受験の指導をメインとしている。
  • 学校と塾の進度や課題、教材等がばらつくことは生徒の学習負担が大きい。毎日かなりの勉強時間を確保しなければ、学校と塾の両方における理解と定着が不十分になる恐れがある。
  • 中学生〜大学受験指導まで対応できる塾は限られている。特に高校内容に移行する中学3年生〜高校進学以後の指導をスムーズに連結させることは難しい。
  • 中高一貫校でも比較的ゆったりとしたペースで進む学校の場合、学習内容に物足りなさを感じたり、将来の大学受験までに間に合わないことがある。

授業と自習の2本柱で
正しい理解と十分な定着を図る

中高一貫生の「中だるみ」「深海魚」「肩たたき」、そういった言葉で揶揄される状況は、中学入学当初に想い描いていた未来ではないはずです。

中学受験により、同じ学力層が選抜されている中高一貫校において、平均以上の得点を目指すのであれば、平均以上の勉強が必要となるのは、当然のことです。

西荻塾の授業は、1教科で週1コマ120分、2教科で週2コマ240分、そして授業外で2時間〜3時間の自学の時間を毎週設定しています。
※中学1年生は帰宅時間等の事情を鑑み、1コマ90分の授業も選択できます。

1コマ120分と長時間の設定にしておりますが、全て授業を行います。

昨今は自立学習(反転指導)が流行ですが、初学者の段階(特に数学や英語、理科)で生徒の独習に任せると、概念のつながりや公式等の本質が見えず、理解が不十分なままに進めてしまうケースが多く散見されます。

したがって西荻塾では、まず「授業で正しい理解を得る」というステップを重視しています。
もちろん、その後の自立学習には大きな意義がありますので、別途の自習教室にて演習時間を確保するとともに、自立的な学習者としての態度を育てるコーチングを行っています。

長い6年間の学校生活で、「安定したサイクルで勉強ができる」ことの価値を、中高一貫校に通う生徒さんと保護者の方であれば、よく共感していただけるかと思います。

「定期テスト」を節目にした総合的な学力の育成

中高一貫校コースでは、中学生の関心が高くかつ、学習到達度の指標となる「定期テスト」で高得点を取ることを短・中期的目標としています。
テストできちんと点を取れることは、勉強に自信が持てると同時に、安定した気持ちで6年間の学校生活を過ごすことにもつながります。

長期的には懐の深い学力はもちろん、大学受験に必要不可欠な日常の学習習慣」「勉強への当事者意識」「計画性や振返りの力」等をじっくり育てます。

中高一貫校専門コースでは各学校の特性はもちろん、各生徒さんに合わせて丁寧にコーチングを行います。
生徒さん・主任講師・授業担当講師の三者がチームとなり、スケジュールの確認や指導計画を組み立てています。

中高一貫校コース(中学部)のカリキュラム

中高一貫校でよく採用されている「体系数学」「システム数学」「新中学問題集」「NewTreasure」「プログレス21」などの検定外教科書に対応。学校ではよく理解できなかった問題や解説されなかった問題についても、当塾で安心して進めることができます。

基本的な進度としては、学校の内容よりも1単元〜2単元を先取りしたカリキュラムを設定しています。
学校の授業や提出課題が復習の機会になるとともに、学校の良さである具体的操作や日常生活への応用などの学習体験を重ねることで、さらに理解を深めることが期待できます。

※上記は数学のカリキュラム例。生徒さんの実態によっては、学校よりかなり早いペースで進めることも、過去の学習の学び直しからスタートすることもあります。詳細はご家庭・ご本人と相談の上で決定しています。

中学3年生修了時の到達度目安

【数学】高校数学ⅠAの一部、またはⅠA全部の範囲学習を終了
(教科書傍用問題集・青チャートの標題レベル)
【英語】英検準2級または2級に合格できる水準
(高1~高2レベル)

※通塾開始時期、学校や生徒さんの状況によっても変わります。

中高一貫校の指導に強い講師陣

中高一貫校専門コースは、東大、東工大、東京外語大、早稲田大、慶應大、医学部等の難関大学在籍・出身の講師が授業を担当しています。

いずれも中高一貫校の指導に不可欠の高い学力はもちろん、様々な切り口に対応できる引出しや柔軟性、自身の豊富な学習経験があり、その上でなお、中学生を適切にモチベートしていくことができる講師を採用しています。

「理系女子(男子)になりたい」「大学でスペイン語専攻も面白そう」「医学部や薬学部にも興味がわいた」など、生徒の良きロールモデルにもなっています。

少人数指導の様子
勉強会・質問対応の様子
学習相談の様子

       

中高一貫校の指導実績

延べ40校以上の中高一貫校に通う中学生の指導実績があります。
2024年度現在は、20校ほどの中高一貫校の生徒さんが通塾されています。

【現在・過去の指導実績校】
早稲田中、早稲田実業、早稲田高等学院、慶應、麻布、成蹊、武蔵、浦和明の星、暁星、城北、雙葉、桜蔭立教女学院、吉祥女子、豊島岡女子、東京女学館、光塩女子学院、恵泉女学園、晃華学園、國學院、國學院久我山、世田谷学園、日本学園、実践、大妻中野、都立小石川、都立三鷹、都立武蔵、都立冨士、明大付属各系列、中大付属各系列、法政中付属、日大系列、宝仙理数インター、東京電機、東京都市大付、聖徳学園、東工大付属、東大付属など

ご入塾までの流れ

STEP1 お問合せフォーム・またはお電話にてご連絡ください

こちらのお問合せフォームより、西荻塾までご連絡ください。
面談のご予約や資料請求、ご質問等にご返事を差し上げます。
※お電話の場合、休塾日や担当が授業中等の理由により、つながりにくい場合がございます。

STEP2 個別説明・学習相談

保護者の方のみ、もしくは生徒さんと同席のどちらでも構いません。
西荻塾についてご説明、ならびに学習の現状や目標についてのご相談をお受けいたします。
当塾は面談での無理な勧誘、後日の営業電話等を一切いたしません。
生徒さんのニーズが、当塾のシステムや雰囲気とマッチするか、よくご検討いただいた上で、ご体験・ご入塾いただいております。

STEP3 授業のご体験

生徒さんに来塾の上、授業をご体験いただきます。生徒さんが自然な雰囲気で学習できますよう、基本的に保護者の方は授業終了後にお迎えに来ていただくか、離れて見守っていただいております。
体験終了後は、保護者の方と併せて生徒さん自身にも、学習の状況についてフィードバックし、塾の方針や授業・自習等の進め方についてもイメージしやすいように、具体的に説明させていただいております。

STEP4 ご検討〜お申込み~ご入塾

入塾を希望される場合は、お電話やメール等でその旨をご連絡ください。
お手続き日や授業開始日について、詳細な打合せをさせていただきます。
特段の事情がない場合、入塾お申込みの翌週には授業をスタートしていることがほとんどです。

中高一貫校コース(中学1年生〜3年生)要項

授業料一覧(中高一貫校中学生)

お問合せはこちら

高校1年生以上について

中高一貫校の高校1年生以上は、「大学受験コース」となります。学習の進捗・レベル等に応じて細やかなクラス編成を行っておりますが、中高一貫校の高校生は、高校受験組とは学習履歴が異なるため、原則別クラスとして編成しております。

中学部ブログ一覧(日常の取り組みをご覧ください)

受講者の歩み

私立T中→東京大学(理系)合格

Tさん
中学2年10月入塾(入塾時学校席次は中位)

都心の塾に通うも、学校は消化不良、学校と塾のカリキュラムは合わずで、どっちつかずの状態。本人学習のやる気を失い、遊びまわる。
学校での教材は「体系数学」と「NewTreasure」で受験に即したものを使用していたため、いったん学校に成績上位を目標とし、塾と学校のカリキュラムを個別指導で組みたてる。2~3か月後、勉強の仕方が身についてきたため、同じような進度のクラス授業へ移行した。
⇒校内数学順位は上位5%にアップ。塾と学校の両立も達成。

高校以降、効率よく学校の試験対策ができるようになり、オンとオフの切り替えがうまくなる。学校の試験は安定して上位キープできるようになったため、クラスに移行し、深度を深めた学習へ。
⇒夏休みに、部活動と両立しながら、徹底した問題演習(塾で推薦したもの)を積み、明けの模試で全国上位5%となり、志望校を東大に据える。

高2で英語・数学にある程度めどがついたため、記述力の要請と理科の本格的な受験勉強に着手。
⇒答案の添削を徹底して行い、高3の夏ごろまでには、東大の過去問15年分を済ませる。数学クラスでは、授業前にほかの受講生らと答案の検討を行ってから授業に挑むスタイルが定着する。

【担当講師のコメント】
とりあえず中1から都心の塾に通ってはいたが、中学受験直後でその意義を見出す前に両立に挫折したように感じられた。学校の成績で上位を取った者は大学受験でも好成績を残すという経験則は幾度と耳にしてきており、「わかっちゃいるが」、でも「身が入らない」という雰囲気でした。まずはどっちつかずを解消して、軌道に乗せていけば、モチベーションはしっかりついてくるとの確信の下で指導をおこなってきましたが、見事それに応えてくれたように思います。答案の中身はもとより、記述の細部まで徹底して突き詰める。東大に合格する者とはかくあるべき、を具現化した受験生でした。

私立K中→筑波大学(理系)

Hさん
中3夏期講習より入塾

学校が高校内容に入り、課題の量も徐々に増えて、試験前になってから課題に取り掛かり、それを終わらせることだけが試験前のお決まりのイベントとなり、「試験はどれもぱっとせず」が常態化。
⇒塾のカリキュラムと学校のカリキュラムが似通ったクラスに配置し、授業で理解を深め、並行して自習指導で学校の課題も日々に分散して取り組むようペースメイクを行う
まず、塾で選択した英語・数学でテストの点数も伸び始める。試験前に大量の課題を残すことなく、復習に徹するスタイルができてきて、他の科目にも手が回るようになった

高2で本格的に理系科目の強化に着手。学校配布の問題集(セミナー、フォーカスゴールド)を試験範囲だけではなく、日常的にしっかり既習分野も含めて順々にこなしていくように指示を出す
進研模試や河合の模試で安定的に点数が出始める。国公立入試の基礎力については高2の秋ごろにめどがついた

高3では、志望校の筑波大学だけではなく、同レベル帯の国公立の入試問題を多数演習する時間的余裕もできた。また、並行してセンター試験(現共通テスト)のみの科目に十分な時間を回し、バランスの取れた勉強方法を確立するよう、時期ごとにアドバイス&フィードバックを実施。
⇒最後まで崩れず、安定して志望校に必要なレベルを維持し、大きくぶれることなく、サクラサク形で受験を終了。

【担当講師のコメント】
こつこつと積み上げる学習を得意とする生徒でした。そのため、毎回の定期試験では、多数の科目をいかに捌くか、タイムスケジュールの調整を授業外でしっかりと指導しました。なるべく授業の内容はその週のうちに理解を作り、試験前には反復に徹する形で、正確なアウトプットができるようになり、本人曰く、センター試験で多数の科目はしんどかったということでしたが、結果的には、どの科目もきちんとボーダーラインを超えて、無難に合格できました。中高一貫で、じっくりと腰を据えて積み上げを行ったことが奏功しました。


早稲田大学・上智大学合格者 都立M高校

中3入塾。「中だるみ」で弛緩する中3~高2前半の時期に、徹底した基礎を詰められたことが勝因。高校からは、「定期試験が終われば忘れる」最悪のリズムを断ち切って模試で点数が出るようになってからは、公私ともに充実した高校生活を送った。

あかほし

学校の課題が多すぎて、埋もれていたような中学時代でしたね。

教科書の英文を全部3回ずつ写してから、全訳をするとか、なんかとにかく作業、作業、作業・・・という・・・。課題というより作業でした。

生徒C
あかほし

公立中高一貫「あるある」ですね(苦笑)数学も、間違ったら一言一句解答を赤ペンで書き写しながら、3回やり直す、という感じで、辛そうでした。

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その際は、いろいろと課題の交通整理をしてもらったように思います。割と盲目的に課題に追われていたんですが、付き合い方を一緒に考えてくれて、気持ちは軽くなりました。テストで点数が取れれば成績もついてきますし、作業第一から抜けれたのは良かったです。

生徒C
あかほし

高校になると、そういう作業課題はなくなってきたが、今度は学校の進度が遅いこととの戦いでしたね。

特に世界史は高3で半分以上(1600年以降~)まだ学校ではやっていない状態で、学校の進度のままだと社会で破滅する可能性がありました。高2の夏休みの段階で、受験科目を確定する中で、当時受講していた英語や国語以外に、「世界史は意識的に勉強を積んでおかないと大変なことになる」と具体的なやり方まで含めて授業外でアドバイスをいただけたのが大きかったです。

生徒C
あかほし

世界史をはじめ、緊張感を切らずに、しっかり自分なりの勉強方法を高2のうちに固められたのが大きかったですね。高2の3学期になって、世界史も追加で受講し始めてくれたんだけど、ともすれば授業プリントや参考書を読み込むだけのインプット重視の勉強でなんとなくになりがちなところ、一問一答などでしっかり出力を伴った勉強法が板についていた。

英語や国語も、とにかくアウトプットの訓練が伴うようになって、模試でも点数が出るようになりました。世界史もそうなんだろう、と思って、先生から紹介してもらった一問一答や問題集をやるようにしていました。中高一貫校対象の模擬試験で成績が出て、全国の有名進学校も受けてくる中で数字が出たのが自信になりました。

生徒C
あかほし

定期試験のたびにピークを迎えて忘れてしまう負の循環を断ち切った瞬間を覚えています。模試で点数が取れるのはうれしいですよね。

課外活動(文化祭実行委員)もすごく楽しかったのですが、模試で点数が出るとそちらに心血注いでも誰も文句言わないし、自分でも変な妥協無く、精一杯打ち込めましたし、すごく充実していたな、と思います。

生徒C
あかほし

後輩に一言。

合格発表が出た瞬間の喜びは言葉では言い尽くせないほどのものでした。にやけ顔が止まらなくて、塾に来るのも恥ずかしかったですが、それを超えるにやけ顔の先生方のほうが恥ずかしいんじゃないですか(笑)?

生徒C
あかほし

つまり、後輩にもそういう時が来るよう、応援しています、という意味ですね。

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