【中高一貫校】中学１年生から通塾を検討中の方

中学受験で培った学習習慣は、中学以降の勉強を見越した場合においても、とても価値ある習慣です。
しかし、いったん気持ちが離れてしまうと、その習慣を失うのに1〜2ヶ月を要しません。

中学生以降は「勉強の半分は親の努力」のままであってはいけません。
「勉強は自分のこと」として当事者意識を明確に持たなければ、大学受験はもとより、定期テストでさえつまずく原因になります。

中学生にとって、周りの環境の力は偉大です。
通塾を重ね、そして自学自習の時間にも参加することで、だんだんと中学生らしい勉強習慣・態度が培われていきます。

思春期の影響もありますが、学年が上がるごとに、学習習慣をつけるための努力は大変なものになっていきます。
中学1年生初期から「勉強を当たり前のこと」にしてきた生徒さんは、「面倒だから勉強をサボろう」という発想自体をしておりません。

扱う教材・内容は進学先の学校に合わせた形でご準備いたします。
基本は先取り学習をベースにしますが、あくまで正確な理解と定着が先に進む条件です。

数学も英語も1学期の内容は、小学生で皆さんほど勉強をしてこなかった生徒さんにとっても、それほど難しい内容ではありません。また中高一貫校であっても比較的スローペースで授業が行われます。

「なんだ思ったより簡単！中学受験の方がよほど難しかった！」と感じる生徒さんも多いでしょう。
定期テストもある程度の点が出ますので、ここで安心される保護者の方も多いです。

しかしそのような生徒さんでも、2学期以降に成績に陰りが生じ、3学期そして2年生以降は勉強についていけなくなった、ということは往々にして生じます。内容の抽象度が高まり、授業スピードも上がることで、同じ1ページ・同じ1問でも負担感が格段に変わるためです。

西荻塾では学習負担の軽い中学1年生の1学期～夏にかけて、早めにしっかりとした”学力貯金”をつくっております。
テスト前など唐突に授業が巻かれることがよく起きること、また1週間風邪で休むだけで単元の3分の1が未習事項となったりすることを、指導経験上よく知っているからです。
※テスト前日に映像を配信して（プリントを配って）「教えた内容だからテストに出す」なんて状況も実はよくあります。

通塾中の生徒さんには、授業や自習指導はもちろんですが、中高一貫校生の1年～2年先がどのような学習状況になるのかという、塾としての指導経験と見通しについても評価いただいております。

ゴールデンウィーク明けの5月中旬～6月上旬には、最初の定期テストが実施されます。
小学生の時と違い、広範囲かつ複数科目がテストされることになる上に、事前の提出課題が大量に出される学校がほとんどです。
入学直後の慌ただしさに紛れてしまうと生徒さんも保護者の方も「この勉強の仕方で良いのか」を誰にも相談できずにバタバタと日々が過ぎてしまいます。

大学受験という視点から見ますと、結局のところ6年間を一定のペースで必要な努力をやり切った生徒さんが栄冠を勝ち取っています。
一般入試はもちろん、指定校推薦や総合型選抜入試を考える方であれば、なおさら日ごろの取り組みが肝要です。

授業は数学や英語を受講していても、自習室では漢検の勉強をしたり、理科の質問をしたり、社会のワークを進めたり、様々な姿が日常的に見られます。そして成績も本人の納得できる分をきっちり確保してきます。

西荻塾の生徒さんたちの姿に「真面目だな」「頑張っているな」「でも楽しそうだな」ときっと思っていただけると思います。

今年の大学受験生たちも数年前までは、時に勉強に悩み、そして楽しむ、”普通の中学生”でした。