西荻塾中学部ブログ

定期テスト対策は入念にしましょう!

西荻塾の川上です。

公立小学校・私立小学部から中学校に進学された方も、または中学受験を経て中高一貫校に進学された方も、中学生になって恐らく初めて経験する超重要イベントがあります。

それは「定期テスト」です

小学校のテストなんて勉強不要だった、100点当たり前だった、そんな猛者たちも場合によっては、大ゴケしてしまうと日々の学習への意欲や自信すら失いかねない、それが「定期テスト」です。

保護者の皆さまにおかれましても、計画通り勉強できず一夜漬けしたり、提出課題が終わらなかったり、一方ではきちんと日頃から勉強している優等生がいたり…そんなほろ苦い「定期テスト」の思い出をお持ちではないでしょうか?

これから大学入試まで続く、自分自身の学習に対するレベル感やスタンスを案外にも決めてしまうもの、それが「定期テスト」です。

「備えあれば憂いなし」な準備をしよう!

きちんと準備した成果が出ました!

「勝負は準備で9割が決まる」誰が言い始めたのか寡聞にして存じ上げないのですが、「定期テスト」「高校(大学)受験」という枠の決まった戦いにおいては、大変有効な方針だと思います。

その対策自体は、昔も今も非常にシンプルです。

「日頃からきちんと時間を捻出して、計画的に勉強する」ことです。

勉強が得意になりたければ、たくさん勉強をして、その質を磨いていくしかありません。「勉強ができる子」は「たくさん勉強をしている子」です。

現在西荻塾に通っている、いわゆる「勉強ができる子」のケースを挙げてみましょう。

区立中学校に通う、中学3年生のAくん

Aくんは、都立西高(都立受験高校のうち3指に入る難関校)を目指しています。
定期テストでは全科目90点~100点をキープしています。

【通塾日数】
英語・数学・国理社の授業で週3回通塾、自習で週2回通塾。

【学習状況】
先取り中心の授業を受け、英語・理科・社会は2年次に範囲学習終了。数学は1学期中に終了予定。
家庭学習は平日2時間強、土日は塾か自宅で5時間程度。テスト期間は勉強時間がさらに増える。

【定期テスト2週間前】
定期テストの2週間前までには数学、英語、国語、理科、社会の提出課題はアタリをつけて終了。

【定期テスト1週間前】
数学は応用的な問題に取り組み、社会や理科の暗記科目は7周程度やる。
家庭科や音楽などの副教科も2週間前から暗記を始める。

【定期テスト3日前】
やることがなくなり、ノートや学校プリントも見飽きてくる。
早く始まってほしいとの愚痴が増える。

私立中高一貫校に通う、中学2年生のBさん

【通塾日数】
英語・数学の授業で週2回通塾、土曜日に自習で週1回通塾
テスト期間は毎日通塾しています。

【学習状況】
ハイペースな学校の進度をさらに先取りし、1単元〜2単元は貯金をつくるように取り組んでいる。
家庭学習は学校の大量の課題を中心に1時間半程度、通学中の電車でも勉強する。
土曜日は塾の自習教室に来て、4~5時間程度、学校の数学や英語、国語などのワーク課題に取り組む。
ハイレベルな学友にも負けない、平均+20点を目標値としている。

【定期テスト2週間前まで】
定期テスト1か月前から、講師とテスト範囲のアタリをつけつつ、英数を中心にできる限り提出課題を消化しておく。

【定期テスト1週間前〜3日前まで】
ほぼ毎日学校から直接塾に来て、授業前も自習をし、講師と進捗を確認する。
高校レベルの知識の暗記が求められる社会や理科を赤シートで徹底して覚えていく。

【テスト3日前〜試験期間中】
体育や家庭科、聖書(ミッション系のため)などの副教科対策も勢いでやっていく。

「自分は勉強する」を選択するということ

中学生の平日の勉強時間は平均90分前後(参照元:ベネッセ)と言われますが、その実態は「全く勉強しない(0時間)層」と「2~3時間以上勉強する層」に二極化していて、その上での平均値であるように感じます。

「東大一直線」のハチマキを巻いた「ガリ勉くん(さん)」はフィクションの世界では、勉強そっちのけなちょい悪主人公に比べて、残念な扱いを受けることが多い存在ですが、現実世界だと本当に魅力的なのはどちらでしょうか?

高い目標に向かって、強い意志で努力を続ける「ガリ勉くん(さん)」の姿は確かに他者の心を打ち、周りの友人たちにも良い影響をもたらすでしょう。

ジャンルを問わず、頑張っている人はとても素敵ですね。
「ガリ勉」をしたい(やってみたい)方は西荻塾にぜひ!

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