新型コロナで学校休校・塾の休講に直面する塾生たちへ
新型コロナで学校休校・塾の休講に直面する塾生たちへ
西荻塾長 赤星
緊急事態宣言が発出されました。まず、西荻塾として、みなさんへ、「命を守る行動」を第1に呼びかけます。
緊急事態宣言の内容にかかわらず、原則として、自らと周辺の人の命を守るための行動をお願いします。あなた一人で生きているわけではありません。周りの人の命も含めて、慎重な行動をお願いします。
塾としては、それをまず最大限に尊重した上で、学年ごとに、休講を含め、様々な策を検討して随時お知らせします。
以下、休校により長い自粛を余儀なくされるみなさんへ、メッセージです。
命を守る行動と、あなた自身の精進は、両立します。あなた自身が、将来に向けて重要な時期にいることは全くもって正論です。これから、正論を述べます。
努力してください。自宅で出来ることはたくさんあります。
はっきり言いましょう。何をしても結構です。努力であれば。
西荻塾は映像授業がないので、映像授業をたくさん見てもいい。こんな時代です、無料でたくさん公開されていますし、Youtubeにだって素敵な入試解説をしている動画がたくさんあります。
もちろん、(休講となった場合には、)塾からも学年ごとに、自習・努力に最適な教材をたくさん差し上げます。4・5月に授業で扱う予定のものも多数含まれますが、また新しく追加で作ればいいので、塾としては何ら問題ありません。しっかり自学自習をしてもらいたい。
何をしていいか迷うのは、困るので、塾はそのサポートが出来ればいいと考えています。だから、そこは、いろいろ相談をぶつけてください。あれもこれも分散してしまわない方がいいとは思ってますし、たくさん復習のための演習をやるのがいいのかな、とも、いろんなことを、生徒全員のそれぞれの顔を思い浮かべながら、各スタッフは課題を考えています。質問をオンラインで対応するにはどうしようか、うまく添削はしてやれないかな、このあたりは日々、私が精進して考えます。
とにかく、できる限りの努力を、してみませんか。私たちも可能な限り協力します。
あと1ヶ月で、どこまで問題が解けますか?高校生なら、英文法なら1000問は余裕、古文単語帳なら1冊も余裕、数学なら200問くらい解けるかもしれません。中学生なら、昨年1年間の復習は全科目終わりますよ。
そうやって1ヶ月後、走り切った自分は、間違いなく強い。そういう復習に努力を費やしたのであれば、多少カリキュラムが遅れても、それを挽回するのはこれまた時間的にも、そして学力的にも余裕です。
漫然と努力することを「自粛(!?)」して、(そろそろどう考えても飽きるはずの)ゲームなどを延々と惰性でやる日々で2ヶ月が終わったとするなら、それはそれでまた悲惨だと、私は思います。それも被害者だとは思いますが、でも、救いがない気もします。
もちろん、毎日頑張り続けろ、ずっと努力し続けろ、などとはいいません。そもそも気が詰まるような日々が続きますので、(命を守りながら、適切な方法で)身体を動かしたり、鍛えたりするのもいいでしょう。本や映画にたくさん接するのも(受験生以外には)おすすめです。
要は、メリハリをつけてください。西荻塾から出す課題の量は、ちょうどそれにふさわしい量として、少しずつ追加したりと随時可能な限り更新していきます。ときおり、こういうコメントも発信したいと思います。
明けない夜はない。
しかし、繰り返しますが、今は、命を守りながら、メリハリをつけて努力する自分であってください。
(受験学年の皆さんは、とにかく自習に精進されたい!)