ご案内

大学受験コース

高校1年生の授業は、徹底した基礎力の習得を目標とします。西荻塾の言う「基礎力」とは、自分の頭で考え、継続する力を指します。日々、ちょっとしたことだけでも学習する癖をつけて、長期的な視野で積み重ね、早期に模試などで点数が出せるよう、意識付けを行います。

高校2年生の授業は、学校では味わうことのできない、入試に必要不可欠な知識に焦点を当てた「点を伸ばすため」の授業です。知識と応用力の両面においてバランスとった指導で志望校への距離を一気に縮めていきます。また、平行して、進路指導を重点的に実施し、志望校をより具体的な形でイメージできるようにします。

高校3年生は、「7割くらいでいいだろう」、「この程度の演習でいいだろう」、という「~だろう」という甘さを消して、得点に貪欲になることです。そのための努力の道筋と授業における徹底した修正と鍛え上げを実施します。毎日、自習室にこもって勉強する生徒たちが多数在籍しています。

充実した教室環境

  • 自習室はいつでも利用可能
    授業日以外でも積極的に自習室をご利用ください。赤本や各種参考書ライブラリーも充実しています。
  • 疑問点や相談は随時可能です。
    担当講師や責任者講師がいつでも対応します。詳しくは、こちらの授業外指導をご覧下さい。
  • 担当講師および責任者講師による充実した進路指導・面談
    塾ではあまり見かけない、「二者面談」「三者面談」を行っています。また、最新の情勢に合わせた進路指導を手厚く実施しています。塾生ならどなたでもご利用可能です。詳しくは、こちらの授業外指導をご覧下さい。

新課程入試に対応

新課程入試に対応しています
●情報I(共通テスト、2次試験)の授業を4月から開講します。担当は、情報セキュリティスペシャリスト・DBスペシャリスト保持者のプログラマー講師です。
●数学C(文系も必修)に対応しています。学校で手薄になりがちな数学B(統計分野)は、東大で統計学を履修した講師(塾長ほか)が担当しています。
●公共(共通テスト)に対応しています。

英語インテンシブクラス

東京外国語大、大阪大学外国語学部や、早稲田大学国際教養学部、上智大学総合グローバル学部など、英語を主戦場として戦う受験生のためのインテンシブクラスを設置しています。骨太な英語力を鍛え、徹底した記述力(日本語の記述力、英語のエッセイ力)を磨きます。高3の1学期までに英検準1級の取得を最低条件とする意欲的な生徒の受講を歓迎します。既に、英検で一定のスコアを取得していること(英検4技能スコアとCEFRランク(高2はB1以上、高3はB2以上)で判定します)が入室の条件となります。
※インテンシブクラスでは、受講料の割引があります。

トピックス

共通テスト(西荻塾受講者)の現代文平均点は89.1点(理系選択者86点)
講師コメント:素直な出題であり、難しくない印象でした。きっと塾生はそつなくこなしているであろう、という予想通りです。が、意外に全国平均は低めで、西荻塾生の健闘が光る形になりました。英数はもとより、受験国語指導に強い西荻塾を具現化してくれました!担当講師一同目を細めています。このまま二次試験・一般入試も頑張って欲しいと思います。

西荻塾大学受験クラスの特徴

  • 専門性に裏打ちされた授業
    西荻塾は、受験生が学習の過程で抱く知的好奇心に応えうるだけの専門性と素養を十分に身につけた講師達が待っています。「すっと腑に落ちるその瞬間まで」―いつでも、いつまでも受験生達と語り合う時間を大切にしたいと思います。
  • 添削結果を活用した授業
    西荻塾は、効果的な授業を行うために、実際に授業を担当する講師が授業前に直接添削を実施します。添削は、機械的なものとどまらず、記述の方法から、内容の深さに至るまで、入試で求められる記述力を添削によって徹底して鍛えます。
  • 問答授業の活用
    西荻塾は、ソクラテスメソッドを取り入れて授業を実施しています。ソクラテスメソッドとは、生徒と講師で発問、発話等を頻繁にかわしながら、予め予習してきた内容を踏まえ、解答のプロセスの確認や現場思考能力を鍛えていく手法です。知的トレーニング(揺り動かし)こそ、ソクラテスメソッドの最大の利点です。
  • 自習指導との密な連携
    西荻塾では、授業のみならず、授業外の時間帯において、それぞれ一人一人の塾生の志望に合わせて、各人別の指導をさらに強化していきます。自習のやり方、科目別のエネルギーの配分、長期休暇の過ごし方、日々の時間の使い方や進路の相談、直前期何を優先すべきか・・・もろもろと、受験生の悩みに正面切ってぶつかっていく体制です。
問答に基づく授業
国語の実戦的な答案添削授業
自習室の様子

西荻塾の指導について

各学年授業要項

卒塾生の声(合格者インタビュー)

T・M 東京大学理科2類、慶應義塾等合格
授業の質ももちろんですが、自分の進捗をよく把握してくださり、「なにを」、「どのように」、「どのくらい」、「いつまでに」やるべきか、ということを的確に指導してもらえます。バランスが重要ですが、全科目に通じた塾長がしっかりと向き合ってくれたのが最後は頼みの綱となりました。論述式の答案も複数の先生で評価を与えてくれ、客観的に自身の記述力を振り返ることができたのは大きかったです。とくに、数学や英作文など、自分ではどのくらい点が取れているのか、いろいろちまたで言われることは多くありますが、実際に指導を受けてみると、「これ、ごまかしたでしょう?」とすぐに先生方から指摘が入ります。見る人が見ればすぐにバレる、すなわち、「ああ、付け焼き刃では厳しいのか」という意識を早めにもって、東大が求めているレベルに記述力を養成する必要があります。ごまかしのない記述力を徹底して磨くことができたのは大きかったです。また、クラスでは同じレベルの大学を目指す友達と、自習室にいる時間を競ってみたり、答案を見せ合ってみたり、授業中も先生や友達との掛け合いもあったり、ともすれば重圧に押しつぶされそうな私でしたが、塾に来る日々のおかげで、最後まで走り抜くことができました。私のいた学校から東大はわずかな合格者しかいないのですが、最後までモチベーションを切ることなく、支えていただいた西荻塾に感謝です。

K・K 一橋大学経済学部、慶應義塾大
(数学の授業について)ひとことで、すごかった・・・。これ以上はない、という網羅性に加え、参考書や他の授業では聞けない計算の時短化やミスを誘発しないための工夫まで、赤星先生の一言一言は密度が濃かったです。一橋は数学が鍵になるといわれますが、最初に数学で自信が持てたことで、苦手な英語に時間が回せるようになりました。また、西荻塾で良かったもう一つは、国語の指導に強いことです。一橋の国語は、過去問を見ても、要約問題があったり、字数制限が短かったり、逆にポイントを絞って書くことが難しかったのですが、15年分すべて添削指導を行っていただき、「ああ、こうやれば点が安定するんだな」という実感をつかむことができたので、直前期は社会や数学に時間を回すことができ、本番も自信をもって受験することができました。私は、高2の模試が悪く、「まあでも国語だしいいか」と思っていたのですが、模試の成績を持って面談を行ったとき、「これは国語で足を引っ張ることになる。意識を変えなさい。」と言われ、実力診断を受けて、受講を始めました。私と同様に、国語はどうしても後回しになりがちな科目ですが、高校2年のうちに、受験の国語はこうやるんだ、点を取るとはこういうことだ、という危機感を持たせてもらい、学校などとは全く違う、「ああ、こうやれば点が出るのか」と実感を持てたことは大きな自信になりました。

I・S 京都大学法学部
新たに浪人生活を始めるにあたって前年の失敗を省みたところ数学と英語で躓いていたこと、勉強の方針を示してくれる先生がいなかったこと、授業中の疑問点の解消をすぐに出来なかったことが大きな原因だったと思い、それらを補ってくれるのが西荻塾だと思って入塾しました。1年を通して妥協しないこと、数学の苦手を克服することを意識して勉強しました。春先はとにかく基礎固めを徹底して行いました。ここでの頑張りが合格への大きな1歩となったのだと思います。夏までに基礎は完璧にし、夏は復習に専念しました。力が付いてきたかなと実感し始めたのもこの頃でした。秋から過去問演習を始めましたが、過去問では解けても模試では解けないというジレンマに陥り、成長している実感と模試の成績の差に戸惑い、自信が無くなっていった時期でもありました。ここで諦めずに京大を目指し続けられたのも先生方や周りの方々の支えのおかげでした。直前期には実践問題集などを使って時間配分などの本番を意識した勉強をしていました。1年間やれることはやったという自負はあったことや、先生方も自信を持って送り出してくれたので、本番も最大限の力を出し切ることができました。かつてはE判が当たり前で雲の上の存在であった京大に合格出来たのも、ずっと支え続けてくれた西荻塾の親身な指導があってのものだと思ってますし、感謝してもしきれません。辛いこと、大変だったことを挙げればキリが無く、失敗しかしてこなかった受験生活でしたが、そんな自分の受験生活の唯一の成功は西荻塾を選んだことだと思ってます。ご指導していただき本当にありがとうございました。

K・R 成城大学
4,5月は、志望校や行きたい学部などをざっくりと決めた程度で、勉強への取りかかりは遅かった。夏前から少しずつ自習のペースを先生と相談しながら使い始めて、学校の定期考査が終わったタイミングで参考書や問題集を買い、自習室に籠るようになった。高校生活でこれまで半日も勉強したことがなかったので、最初のうちは集中力も続かなかった。秋には英語や国語ではある程度手応えを感じられるようになったが、歴史を放っておき過ぎたことを強烈に後悔し、ここから1日の勉強のほとんどを歴史に費やした。この頃から赤本を解き始め、それぞれの志望校の傾向や難易度を確認した。直前期には、志望校の赤本と単語帳のみしか使わなくなり、自分の弱点と、入試目標点との差を考慮して、得点力の向上に直結するように問題に取り組んだ。私が思うに、西荻塾の良さは少人数ゆえに先生と生徒の距離が近いことである。すべての先生が一人ひとりの生徒に真摯に向き合い、ときにはそれぞれの弱点を一緒になって克服しようとしてくれ、また時には厳しい現実を突き付けて、エンジンをかけ直してくれた。これもまた生徒への愛があってこそだと思う。これから受験を迎える後輩たちにも、自信を持ってこの西荻塾を勧められる。今の大学に受かった自分がいるのもこの塾のおかげだと心から思っている。

K・K 聖マリアンナ医科大学(再受験)
東京理科大を卒業後、医師への思いを強くし、1年と決めて医学部の再受験をしました。西荻塾には、理科大の受験の時にもお世話になりましたが、最初の受験時は、ひたすらサッカーにいそしんできた中高時代のツケがたたって、ほぼゼロからのスタートとなりました。そのころから医学部への憧れはあったものの、やることが多すぎて、また、自分の意識の甘さも合って、浪人を選ばずに妥協してしまいました(それでも、私が理科大に進学できたのは、諦めずに徹底して伸ばしてもらったおかげです)。その後、理科大を卒業して就職し、各地を出張して回る日々に、ふと自らのこれからを考えたとき、「医師になりたい」。その思いがあふれるようになったときに、西荻塾の赤星先生にメールをしていました。メールには、「悔いのない受験をしなさい」とあり、「よし、1年の区切りで再度、本気で勉強しよう」と退職して、再度西荻塾で受験生活を始めました。さっそく、塾に入ってから、医学部受験のために繰り返すべき問題集や新課程入試に対応するための捕逸の授業が始まりました。大学受験から8年ほど経って鈍った頭、現役生時代に苦手だった英語と本気で向き合うことが喫緊の課題で、朝から晩まで西荻塾で先生たちと向き合って勉強をしました。朝から晩まで勉強する日々、しかも背水の陣。何よりも支えになったのは、西荻塾の先生方の鼓舞と年齢は違えど朝から晩まで一緒に自習室で勉強した仲間の存在でした。目の前で若い受験生が一心不乱に勉強しているのに、私がふっ、居眠りをしてしまう・・・ふと目が覚めて、これはさすがに堪えました(笑)そんな日々はあっという間に過ぎていきましたが、しかし、密度の濃い再度の受験生活でした。間違いなく、私の自分史に、色濃く西荻塾の日々は刻まれています。しばらく、講師としてお世話になります。よろしくお願いします(笑)

K・M 早稲田大学人間科学部
中学2年次に入塾しました(※高校受験コース)。(公立)中学校時はお世辞にも良い成績ではなく、数学の中間テストが20点台での入塾でした。とにかく部活と遊びに一生懸命の日々を過ごしていましたが、中3になって、部活を引退してから、そのエネルギーを勉強に振り向けてから、塾の授業が本当に面白くなりました(それまでは迷惑をかけたこともあります。すみませんでした。)。内申点がほとんどない状態でしたから、まずは高校に無事進学することが出来てほっとしましたが、今度は高校でやっている内容と大学受験の差に圧倒されました。数Bの授業は中途半端だった高校でしたし、日々不安との闘いで、志望校もどうしていいかずっと悩んでいました。
でも、塾の先生方は「自信をもて。おまえは出来る。心配するな。とにかくやってみ。」
塾ではしっかりと基礎を教えてもらい、入試で勝てるための勉強の仕方も仕込んでもらえたので、「塾が私のよりどころ」となりました。不安が生じては、先生に相談し、「自信をもて。」と言われることを繰り返しながら、高3になって、志望校を早稲田に決めました。
志望校を決めるときに、親や周りの友達からは信じられないという感じでした。確かに、学校の周りにはそういう子はほとんどいませんでしたし、中学時代の私を考えればその通りだと思います。しかし、塾の先生方はそれでよし!と言ってくれましたし、私の中でも志望校は、夢ではない、そこに向かうべくものとしてしっかりと具体化されていたように思います。同じように中学時、低空飛行をしていた友達(※西荻塾で一緒に授業を受けていました)も、早稲田に合格しましたし、この塾と出会えた奇跡、塾を探した親に感謝です。

大学受験コース指導のケーススタディ(過去の受講生インタビュー)

大阪大学合格者

高1夏頃から大学受験部に在籍。もともと得意科目がこれ、というタイプではなく、であればこそ、バランスの良い受験勉強が重要というタイプ。本人、「無難にそれなりに」と語るが、「無難」こそ武器になる。

あかほし

得点開示すると、どれもバランス良く取れていますね。

飛び抜けてこれが出来る、好きという科目はなくて、どれも無難に乗り切ろう、というスタンスでしたよ(笑)

生徒D
あかほし

それって一番難しいことじゃない?どれか得意科目で引っ張って、苦手な科目はなんとかつじつまを合わせるケースのほうが無難といえば無難ではないのか?

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高校受験では数学が出来なくて、苦労しました。だけど、高校に入ると補助線を引いたりする必要がなくなってやりやすくなったんです。代わりに、高校受験で得意だった国語をほったらかしにしていたら、今度は国語がしんどくなった。得意科目って何なのか分からず、五里霧中でした。

生徒D
あかほし

その霧を晴らすためのきっかけとかありますか?

苦労したものを敢えて反復したことです。二次関数の場合分けで苦労していたときに、塾の授業を受けて、理解して、一応スッキリした気分になりました。でも、1週間ぐらいたって、また微妙になるんです。微妙な顔をしていたら、先生がスッと類題を10問くらい渡してくれて。

生徒D
あかほし

そうそう、1日2問で毎日やりましょう、と。

3日目くらいですかね。スムーズに答案が作れて、そこからは定期試験も、模試も、入試も二次関数で負けた記憶は無いです(笑)これを他の科目でもやるようにしました。理解は大前提ですが、繰り返せばモノにできるはず、と。

生徒D
あかほし

現場でひねり出すことより、確かなインプットの蓄積を重視した入試対策といえますね。「無難」にそういう作業を積み重ねてきたのが「無難に合格」につながったのね。

まさにそれです。大阪大学は、いわゆる難問は実はほとんどなく、どこかで既視感のある問題が多いように思います。というか、高1終わり頃の面談で実際に入試問題をみながら、ああ、そうなのか、と思いました(笑)。だから、私みたいにあまり閃きに自信が無くても、これなら地道に積み上げていける、そう思いました。

生徒D
あかほし

それは、どの大学でもそうだと思う。入試は閃きを試すものではなく、地道な積み重ねを試すものが主眼にあるから、正攻法の勉強方法だったと思います。

でも、結構面倒かけたように思いますよ(笑)

生徒D
あかほし

確かに、何回授業後に捕まえられたか・・・っていや、それでアドバイスや質問に答えて、ちゃんと次に会うときにやりこんで来るんですもの。こんなに楽しいことはなかったように思います。

今でも、英語が苦手な人に、あの2週間の詰め込み夏休みプロジェクト、やってるんですか?(笑)

生徒D
あかほし

やってますよ、何か?

地道に積み上げろ、と言いつつ、要所要所で締められますよね(笑)

生徒D
あかほし

緩急をつけることは重要だ。

要所要所で締めが入るので、逆にすごく地道で平坦な道を好む私には刺激がありましたよ。詰めるときにガーっと詰める、というのをたたき込まれたように思います。

生徒D

早稲田大学合格者

中2入塾。高校受験を経て、そのまま大学受験へ。中学時代は、区立中学校の定期テストで20点台。いわゆる「ビ●ギャル」そのものだったが・・・

あかほし

最初に塾に来たとき、なんてヤツが来たんだと思いました。とにかく勉強しない。ただただ楽しい日々を送っていましたね。子どもは遊ぶのが仕事とは言いますが、そのまま中学生になってた。よく塾に入ったよね。

親がこれではまずい、と思ったんでしょう。とりあえず行こう、と相談に連れて行かれました。学校と違って、先生が目の前で私の目を見て話すわけですよね。だから聞いてみて、問題やってみる。あれ、ちゃんと問題って解けるんだ!って(笑)

生徒C
あかほし

乾ききったスポンジが来た感じよ。すべての水滴を吸い取るような生徒でした。こんな子が東京は杉並区にいるのか!と(笑)高校受験は、内申点がなさすぎてもうそれは別の意味で大変でした。テストでは取れるようになるんだけど・・・。

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内申点はどうしようもないので・・・。そこで、大学受験で腹をくくってみようと思ったんです。

生徒C
あかほし

高校の進度も遅いし、あまり受験的なことはやらない。部活は目一杯の学校でしたね。

部活はめちゃめちゃ燃えました。でも、勉強はあまり面白くなくて、なんだろう、高校受験の時に一気に燃え上がった勉強の熱意と入ってから勉強はまあいいや、という周辺の空気とで、少しダレました。

生徒C
あかほし

数学の力がありそうなことは見抜いていたので、どこまで突き抜けるだろうか試してみたくて、敢えて上位のクラスで戦わせました。解けるまで、納得できるまで、とことん塾に来ているときは付き合うつもりでした。

数学の問題を考えて、解き抜くという経験が、「受験も同じだ。目標に向かって突き進むのみ」という心構えを教えてくれたように思います。もともと無勉強だったので、英語も含めて苦労は正直しまくりましたが、でも、かなえたい目標があって、突き進むのであれば、倒せないものはない、ということをそのクラスで学びました。

生徒C
あかほし

2週間で600ページの参考書(チャート式のようなもの)の例題と練習問題をやりこんで来い。学校がない2週間(他の科目の先生に許可をもらった上で)、数学漬けで向き合ってこい、というプロジェクト、見事完遂してきたね。

あれで受験勉強が面白くなりました。なんだろう、すべてを全部潰しきってみたら、見える世界が違ってくるんですよ。入試問題解いたら、ゴールが見えた、これなら戦える、と。

生徒C
あかほし

中学の頃とは別人のようだった。自習室にもずっと詰めてたし、問題を解きたい、何かくれ、と。これが数学だけではなくて、英語とかにも波及して、どんどん頼もしくなった。

なんだろう、私が早稲田どころか大学に行くなんて夢だと古くからの知り合いは言うし、だからこそ悔しいし、自習室に行くと必ずいる子がいて、自分がそこにいないと負けた気がして、塾に行けば常に戦闘モード。塾は戦場でしたよ(笑)

生徒C
あかほし

その「自習室に行くと必ずいる子」も、同じように、「ちょっと負けられない」と。切磋琢磨を地で行ってた。朝起きれずに、「何で起こさないの!」と家族に怒ったと、後の保護者面談で聞いて吹き出してしまいました。でも、教えていて本当に、こんなに人は伸びるのか、変わるのか、と。その時、ああ、育てるのは楽しいな、と。

ちょっと塾に一言褒め言葉をいただけませんか。

この塾でなかったら、早稲田なんて考えもしませんでした。生徒をよく見てるから、力をしっかり見極めて引き出してくれるとでも言うのかな。周りのみんなも塾に来て戦闘モードだけど、どこかそれが楽しくて、合宿で盛り上がったり、誰かを蹴落とすとか、そういうのでもない、そんな雰囲気が大好きでした!

生徒C
あかほし

そういう塾を作りたくて、塾を作ったんだよね!十分お褒めいただきまして、ありがとうございます(笑)

卒業後、対談を行ったもの(割とそのままテープ起こしした)です。随時追加していきます。

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